未来は変えられる

横浜からこんにちは。

豪雨被害、次第に明らかになってきて想像以上にかなり甚大のようです。犠牲になられた方のご冥福をお祈りいたします。熊本の知人は無事でしたが、車のフロントガラスがワイパーをいくらかけても見えないくらいの雨には見舞われたとのことでした。長く続けば危うかったと思います。命を守る行動とは、なんなのか。今までの教訓は、もっと活かせないのだろうか。そんなことを考えてしまいます。

週末再び大雨というニュースも見ました。これ以上被害が出ないよう、今のうちに対策・行動していただきたいです。やはり、つらくても苦しくても、命があっての人生ですから。

ゆるりという気分になかなか慣れないので、食べ物編はお休みです。

いや、自分がゆるりということを発することで気持ちが緩んでくれる人もいるかもしれませんが、ゆるりとした文章が書ける気がしません。また、神経を逆なでしてしまう場合もありますね。もうしばしお待ちを。

今日は、最近よく耳に目にした言葉についての考察です。

なんか、前置きもあったのに長くなりそうな予感笑

「他人と過去は変えられないけど、自分と未来は変えられる」

昨日は本当はこれを書こうとして、なぜか脱線したのでした笑

文章を書くというのは、なかなか難しいなと感じます。

私は、小学生のころから文を書くのが苦手でした。

400字詰めの原稿用紙の4分の1を書くのが精一杯。

原稿用紙を新たに何枚ももらって書き続ける同級生を見て、劣等感を深めたこともありました。

今でも、コラムとかブログとか読んで、「どうしてこんな分かりやすく伝わる文章を書けるんだろう」と悶々(もんもん)とすることが多いです。

私は、多分文章は稚拙です。

文章を長く書けるのは、想いがあるときで、人よりきっと時間をかけるから書けるのだと思っています。

さて、書き出したら多分いつもの3倍以上になりそうなので、的を絞ります。

「未来は変えられる」

私たちは、過去の積み重ねでできています。

もちろん、それは変えることができません。

でも、その手の届かないことに目を向けるより、その形作られた「今」を踏まえて「未来」を変える力に力を注いだ方が、人生を実りあるものにできると思っています。

例えば、過去に罪を犯したとします。

それは変えられません。自分が被害者や被害者の関係者、第3者であれば、それを忘れて生きて欲しくないと思います。

過去に人を傷つけたこと、傷つけられたこと、自分を傷つけたこと。

後悔。

誰しもあるのではないでしょうか。

それぞれ抱えて生きています。

もちろん、許されないこともあるでしょう。

一生恨まれている人も。

自分を守るために、他の人を傷つけたり、尊大な態度をとる人もいます。

普遍的な価値観が通じない常識外の人や悪、独善的な人もいます。

でも、これを読んで共感してくれる人は、多分に過去と葛藤したことがある人だと思います。

過去に戻れるなら、もっと勉強したり、運動したり、人前に出たり、そんなことをしていたら今よりもっと豊かな人間性と人生があったのではないか。

そんな風に思います。

でも、とにかく今日、「私は生きている」。

辛いこともあったけど、その分人に優しくなれる。

万人に受け入れられるのは無理だけど、誰かのために共感できる。

差し伸べる手がある。

先日、再婚した友人と会いました。

過去を聴くと壮絶ですが、その笑顔には深みと眼の奥の輝きがありました。

きっと、過去を振り返ることはこれからもあると思いますが、過去の積み重ねの「今」を大切にしたから未来が開けたんだと思います。

世の中そんな素敵な事柄ばかりじゃありませんが、やっぱり素晴らしい、大切にしたいこともあります。

私も、過去に傷つけた人に連絡を取ろうと思って、それは正しいことなのか、悩むことがあります。

それは誰のためなのか。

連絡を取ったとして、その人に何ができるのか。

その人が不幸せだったら。

それは課題の分離なのか。

私の指は沈黙したままです。

過去に縛られて行動できない方、自分には何もないと思っている方。

「ない」方に目が向いていませんか?あなたの「ある」を数えてみませんか?

「時間」は本当にありませんか?

「知識やスキル」あなたにあるものは?

あなたの「魅力」は?

「お金」ゼロ円ですか?今まで貯める代わりに使って手に入れたものは何ですか?

過去の積み重ねである「今」を受け容れて、未来を語る。

それが変えられる未来ではないでしょうか。

そして、言葉だけでなく、実際に行動する一歩によって変わります。

さあ、私はどうしよう。

タイに戻る前にやることを、進めていこう。

昨日書いた穴澤雄介さん、今日は「昨日は変えられる」という曲を紹介します。

一度生で演奏を聴いたのですが、本当にものすごく琴線に触れる音色です。

全盲の穴澤さんは演奏中、テーブルの距離感を手で確認したり、弦が演奏中に1本切れたら自然と手で切ったりと、その一挙手一投足に惹き付けられます。

演奏中は、目が見えているようにしか感じられません。

穴澤さんは心臓と目に障害をもって生まれてきました。

はっきり言って悲惨と言われてもおかしくない人生。

さらに、生きていくうえでも苦難の連続。

でも、ご本人は「本当にこれでよかった」「生まれ変わったとしても同じ人生を歩みたい」と心から思えるようになったとおっしゃっていました。

心臓の疾患もあるのですが、フルマラソンも完走されたそうです。

2014年には「見えなくなったら希望が見えた」というという著書も出版されています。

ちなみに、Youtuberでもいらっしゃいます。

MCなど話も面白いんです笑

感動ポルノでない、素のお人柄に、自然な感動が自分の中に湧き起こります。

その穴澤さんが作った曲は今日のテーマの未来を超越して、「昨日は変えられる」です。

ご本人が歌っています。

その人生に裏打ちされた説得力のある曲が、胸にきっと届くと思います。

“あるはずもない枠にとらわれ、人と比べて生きていないか”

“誰かが敷いたレールの上に自分を無理に乗せていないか”

“誰もが目指すゴールでいいのか”

“昨日は変えられる きっと変えられるさ マイナスをプラスに”

大変長くなりましたが、今日も最後まで読んでいただきありがとう御座います。

もっとテーマを絞って書かないとなあ、と反省です。

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