自粛生活の食事

サワディカーップ!タイからこんばんは☆

関東も今日は良い天気だったみたいですね♪
タイも今日は気持ちいい青空が広がりました。

さて、今日は食についてです。

午後、オーナーの奥さまから連絡がありました。

「肉じゃがと炊き込みご飯を作ったんだけどいる?」

「はい!!!!!!!」

なんて素敵なお申し出。
夕方ありがたく受け取りに行きました。

帰宅後すぐシャワーを浴びてごはん!
いただきます(*’ω’*)

パクッ!

「ん、ん、ん、美味~~~いヾ(≧▽≦)ノ!!!」

感動を覚える美味しさでした。

以前にも豚汁とおにぎりを頂いたことがありますが、「有難み」という言葉を噛み締めます。

「じゃがいもってこんなにジワーっと甘みと旨味がコラボレーションして押し寄せたっけ!?」

「こんにゃくと牛肉の染み具合!」

「人参のホクっとした感触!!」

「炊き込みご飯の香ばしさ!!!」

「キノコと鶏肉の噛むほどにじみ出る旨味!!!!」



ひたすら味の世界へ旅を堪能し、夢中で食べ終わりました。

オーナーの奥さま、惚れまっせ!!

そんなことを食べながら思ったのは、「なぜこんなに美味しいのか」ということ。

先ず、オーナーの奥さまが料理上手だということ。あんなに味が染みるまで煮るなんて素晴らしすぎる。
炊き込みご飯、おこげまであったし。

次に、やはり外国にいるからではないかということ。
日本にいるときも肉じゃがも炊き込みご飯も食べたし、自分でいうのもなんだがちゃんと美味しく感じてきた。
好き嫌いがない私は、人より美味しく頂けるという自信がある。
そして、日本で食べる食材は大体日本で調達したものだ。タイでは、日本のものも手に入るがやはり野菜などはタイを中心とした外国産のものであろう。

しばらく和食を食べていない自分に、郷愁感が押し寄せたのだろうか。
みりんやしょうゆは日本人の舌を呼び起こす何かがあるのだろうか。

そんなことを思いながら、噛むほど溢れ出る旨味の渦に飲み込まれていくのだった。

ふと、私が会社員時代に上司が、「飛行機に食べ物が持ち込み禁止になる前、赴任先に出張に来た人が吉野家の牛丼を持ってきてくれて、冷めた牛丼を泣きながら食べた」という話を思い出した。

「おふくろの味」というのはあるが、日本人(もとい育った環境)の『舌の記憶』として深く残るものなのかもしれない。

そもそも料理をするのは人間だけ。
ひとつの魔法みたいなものだな、と思った。

様々な食材や調味料を掛け合わせ、視覚、嗅覚、聴覚、触覚、味覚すべてに刺激を与え、身体にも心にも元気を与えてくれる。

「料理は愛情」という言葉があるが、その通りだなと思った一日だった。
その手間が、心遣いが、ご馳走です。

自粛生活における食事とは、もの凄く重要性の高いものと思います。

今日、あなたは何を食べましたか?

食べて、何を思いましたか?

今日も最後まで読んでいただきありがとう御座います。

ご馳走様でした。

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