タイからこんにちは。

サワディーカップ!タイから「こんにちは!」

世界的にコロナウィルスの猛威が影響を及ぼしていますね。日本では週末、首都圏の外出自粛要請。昨日、スーパーからものが消えたと写真付きで知らせてくださった方もいました。

個人的な近況報告も含めて、LINEのタイムラインからタイの状況なども伝えていこうと思い、不定期ではありますが近況を綴っていきます。

まず、私は元気です。
タイの南西部、海の近くのカオラックというあまり日本人には馴染みのないリゾート地に居ます。世界有数のリゾート地といわれ、空港のあるプーケットから車で1時間半ほどのエリアです。欧米人のリゾート地だけあって、タイですがざっくりタイ人と欧米人が半々くらいな印象です。

ご存知の方も多いかと思いますが、私はここでダイビングインストラクターとして働いています。
現状としては、今シーズンの営業は終了しました。

日本人と欧米人の部門が一緒に仕事をしているのですが、日本がコロナで騒ぎ始めたころ、欧米はまだ日本ほど騒いでおらず、日本人ゲストが来れなくても欧米人ゲストがいるのでしばらく営業できるであろうという状況がありました。しかし、イタリアをはじめとした欧州の爆発的な感染拡大に伴い、全体的にお客さんが減少。日本人の自粛ムードや飛行機の減便で日本からのお客さんも急激に減少し、その後タイ政府の方針によって実質的に日本人の入国が不可能となりました。(※72時間以内に発行されたコロナウイルス陰性の英文医療証明書とコロナウイルスをカバーした10万ドル以上の医療保険が必要)

実質的にお客さんがいなくなり、ほぼ営業ができなくなった矢先、潜っている国立公園(自然保護のため国立公園になっているエリアをいつも潜っています)が閉鎖。タイの駐在員さんを含め、完全に今シーズンの営業が終了となりました。

少しの片づけが残っていましたが、飛行機の減便や今後の情勢を踏まえ、帰りたい人は優先的に帰国。刻一刻と変わる状況の中で、他の日本人ショップは即引き上げ。一昨日よりタイ航空が5月末までアジア太平洋側のフライトをキャンセル。残ったフライトもかなり高額なものだらけという状況となっています。

それでも、イギリスやフランス人のスタッフは母国の方が危険な状況のため、故郷に帰りたくない状況でタイにとどまる人も多いです。では、私はどうかというと、私も留まる予定です。

その理由は主に
①急いで帰国する理由がない、生活には困っていない
②日本に帰国した時の他の人への感染リスク
③帰国し生活すること自体のコスト
が挙げられます。

しかし、①は状況によって変化する可能性があり、常に情報は最新のものを入手するよう心がけています。今後タイで爆発的な感染拡大が起きた時、タイ政府は外国人である自分たちをどれほど守ってくれるのか。現状生活には困っていないが、レストランなどの休業は相次いでいることから、不透明感はあります。

そして、これは推測の域を出ない話ではありますが、感染拡大は起こる可能性があります。(誰にもわからないし、その通りですが)現在、タイのコロナウイルスはバンコクを中心として起こってる状況です。そこで政府は3/22からバンコクの多くの人が集まる施設を一時的閉鎖にしました。しかし、バンコクは当然出稼ぎの方が多い街。仕事がなくなった彼ら(性風俗産業の方たちを含む)は地方の田舎へ帰ります。もしかしたら感染者が全国に散らばった可能性もあります・・・こんな不安を煽るようなことを書いてはいけないのかもしれませんが、あくまで個人的見解です。そして、既に入国は禁止されているので今からどうのこうのはないであろうと思っています。

タイは昨日より非常事態宣言が出され、場所によっては夜間外出禁止だったり、マスクをしていないと罰金や警察に捕まるといったことがあるようですが、まだ完全な外出禁止とか出国禁止にはなっていません。

街は大分静かで、日中やディナータイムも人がまばらになりました。いつもより、鳥のさえずりや虫の鳴き声が大きく聞こえます。

カオラックのスーパーやコンビニに物はありますが、マスクはなかなか手に入りません。あっても高額です。セブンイレブンの店員さんもマスク着用。スーパーに至ってはマスク、花粉症用メガネ、使い捨て手袋と完全防備でした。
街のレストランも、半分ほどは休業。あとの半分は営業か、Take away(持ち帰り)のみとなっています。でも、まだモノはあるので大丈夫です♪既に数人から「何か送ろうか?」優しいお申し出を頂きました。ありがとう御座います。

私はこの機会に語学などの勉強、読書に時間を割こうと思っています。外出禁止令が出ない限りは朝晩2回走ります。
大変な状況ではありますが、まずは自分のこと。そして、今できること、いろんな状況があることを知ること。情報を見極めること。

日本からは4,500kmほど離れていますが、ネットを通じてその距離はかなり縮まります。物理的、心理的に適度な距離とも言えます。情報交換なども含めて、日本での不安や普段人に言えないようなことなど、もしありましたら連絡頂ければ私なりに話を聴いたり答えたりします。もちろん守秘義務もお守りします。お気軽にご相談ください♪

皆さんの心身の健康を願って。

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