帰国しまして

久しぶりの投稿です。6月上旬にタイから帰国して、2週間自宅待機、そして1週間ちょっと経過しました。

今日は、タイから帰国して率直に思ったこと、感想、今の気持ちなどをゆる~く書いていきます♪

私は7月末にタイに行って、実質10か月振りくらいに日本の地を踏みました。これだけ長いこと日本にいないのは人生初めてで、帰国して空港の外に出た時は「帰ってきたなあ~」としみじみ思ったのでした。

とは言え、あくまでコロナ禍。空港に出るのもPCR検査を受けて大分時間がかかりましたし、ガラス張りの待機場所から見える飛行場は、気持ち良いくらい人や物の動きがなくて静か。検査結果を聞いたあと入国審査に向かう廊下はかなり遠くまで見渡せるのですが、ほぼ誰もいませんでした。(待機場所はおそらく空港の一番端で、もの凄く歩きました。極力人の多いところから離してあるのだと私は思いました。)

もの凄い奥行きの空港通路を撮っていると、空港の職員が通りかかり、「こんな飛行場はそう見れる機会がないので、撮っておくといいと思いますよ」と声を掛けてくれるほどでした。

当然空港のロビーも閑散としており、なんとなく思い描いていた帰国とは大分イメージが違いました。それでも、晴れた日本の空は、同じように湿気を含んだ暑さのタイの空気とはやはり違っていて、日本独特の空気を肌で感じた私は、じわじわと帰国した喜びが湧いてきたのでした。

車で移動しながら地元に帰っていく途中、やはりほぼ100%の人がマスクをしているのが一番印象に残りました。もちろんタイでもみんなしていましたけど、日本の日常のこの光景は、私には違和感がありました。

帰国当日も含めて、一番感じたのはやはり空気感。

“久しぶりだけど馴染んだ空気”

“自然なんだけど違和感”

“なんか違うけど自然

この言葉たちが帰国してから何度も胸に行ったり来たりしました。言ってることは変だなと思うけれど、自分にはしっくり来る言葉でした。

コロナのことがなければ、また印象が違ったのではないか、と私は思っています。

2ヶ月のタイ国内での待機、2週間の日本国内での待機。これらがあったせいか、タイで海に潜る生活が大分前のように感じて、まるで1年間ワープしてしまったような気持ちになることがあります。

地元の空気に和の食事、庭の景色、日本のテレビ、床がじゅうたんの家。

それら一つひとつが、改めて自分に染み込んでいくように、日本を染み込ませていきました。

それでも、外出自粛が解禁となり久しぶりの場所を自分の足で歩くと、ふとしたときに感慨がやってきます。

夜、駅からの帰り道。「ここをまっすぐ歩くと小学校の通学路だな」と思ったとき、ちらっと後ろを振り返る。誰もいない。「帰ってきたなあ!」と思い、その景色、空気、温度を感じ、クルっと一回転する。うん、懐かしいと思って、もう一回転しながら前へ。こんな感じの感慨を感じながら過ごしています。

帰国編、次回に続きます。

本日も読んでいただいてありがとう御座います。

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